会社員男性の1年間育休体験メモ 〜ツーオペの感想〜

男性会社員である私が、育休を1年間取得、育児を経てある程度落ち着いてきたのでメモ書きを残してみます。

もし男性で育休を取得検討されている方がいれば参考にして頂ければ幸いです。

 

私はいわゆるツーオペ、妻と私の2人だけで育児をしております。

ワンオペはもちろん未経験ですが、絶対男女のツーオペの方が良いと思います。育児は肉体労働が多数あり、マンパワーというより単純に男性の力は育児に役立ちます。また、片方に育児のお願いをして平日1〜2時間席を外し、美容室や歯医者等いけちゃいます。これは仕事をしていると出来ないことなので、意外と感動します。

ただ、ツーオペならではの悩みだったり問題もあるのかなと思います。それら含めて備忘録記していきます。

 

■育児の情報共有、引継作業時に使う育児日記

 ミルクを何ミリ飲んだのか、何時に寝たのか、何時間寝たのか、オシッコやウンチはどうだったのかなど、記録する必要があります。妻は産婦人科で育児日記の紙を渡されましたが、こんなのに記してられない。。ということで携帯アプリの「ぴよログ」を利用することになりました。

選んだ理由はAlexa連動でき、音声入力でもミルクを飲んだ量やオシッコ、ウンチの登録が出来るからです。

ぴよログを利用することで、妻との情報共有、夜間対応交代時の引継を効率良く行うことができました。

あと、離乳食の食べたものリストもあるのでそれも使ってます。

 

■母乳と粉ミルク

 母乳は人それぞれだと思うのと、母乳による授乳は男性ができない作業なので疎遠になりがちですが、育児初期においては最重要課題です。

母乳がどれくらい出るのか、赤ちゃんがどれくらい飲んでくれたか、これはやってみないと誰にもわかりません。だからこそ妻ともこの共有してもらい、そこから1日のスケジュールが組み立てられていきます。妻も母乳を与えるようになってから徐々に母乳授乳をしてあげたいと思うようになっていったので、スケジュールも日々リスケを念頭に考慮したほうが良いです。

 

■家事の平準化

 双方の家事のこだわりを共有し合わせるのは大変なので、出来るなら機械に頼り合わせた方がストレスは少なくなります。洗濯機、掃除機、食洗機は買い揃えた方が長い育児生活平穏に過ごせれるかと思います。

 

■共通の話題作り

 ツーオペだと二人でいる時間も当然長くなります。なので、共通の話題、趣味を見つけておくことが意外と重要になります。我が家の場合は日々の散歩のモチベーション向上を図る為ドラクエウォークを利用しました。

 

■最大のメリットの一つの、一人の時間の確保

 ツーオペの最大の強みは、一人の時間を比較的用意に設けれるところです。日中2〜3時間くらいなら苦なくを設けさせて、そこで得た経験を後日共有するのもいい気分転換でした。(歯医者に行く、美容室に行くなど。)

会社員男性の1年間育休体験メモ 〜お役立ちグッズ 電子機器編〜

男性会社員である私が、育休を1年間取得、育児を経てある程度落ち着いてきたのでメモ書きを残してみます。

 

我が家はいわゆるツーオペ、夫婦揃っての育児でした。そんな中活躍したアイテム、ここでは主に電子機器系を紹介させて頂きます。

 

■Cubo Ai Plus
アプリをインストールしスマホから監視できるカメラ。
赤ちゃん寝かしつけ後の入眠確認、夜中のぐずり確認に加え、湿度や温度もわかるので空調管理もしやすい。暗いとこでも見えるのが良いです。
携帯、AlexaEchoshowでも確認可能です。

■Alexa

照明操作、育児日記(ぴよログ等)、音楽、タイマー、アラームなどなど。手が塞がるので音声操作は慣れれば便利です。

■ドラム式乾燥機能付洗濯機

Panasonicのものを利用してます。乾燥、洗剤全自動投入機能は最高です。

■DEEBOT

いわゆるルンバのような自動掃除機です。Alexa連動、床拭き掃除も出来るのでDEEBOTにしました。ハイハイするので床拭き掃除は助かります。

■食洗機

Panasonicのものを利用してます。自分達の家事の手間削減に貢献。便利です。

ウォーターサーバー

お湯と冷水が出るものを利用してます。ミルク作成、離乳食のちょっとしたお湯の利用等、うちの赤ちゃんはウォーターサーバーの水で育ちました。私は殆ど飲んでません。笑

 

こんなものでしょうか。

また何かあれば追記したいと思います。

 

会社員男性の1年間育休体験メモ 〜育休取得前〜

男性会社員である私が、夫婦で話し合った結果育休を1年間取得することを決意、無事育休を取得し家事育児を経て、ある程度落ち着いてきたのでメモ書きを残してみます。

もし男性で育休を取得検討されている方がいれば参考にして頂ければ幸いです。

 

【育休取得前にしておいて良かったと思うこと】

■「ドラム式洗濯機」、「ロボット掃除機」、「食洗機」の利用に伴う賃貸物件探し

 妊娠前から賃貸物件を探し回り、1年かけて納得いく物件を探しあて出産前に引越できました。なぜここで取り上げるのかというと、「ドラム式洗濯機」、「ロボット掃除機」、「食洗機」の3つを導入する為の物件は少なく(大きな洗濯機置き場、フラットな床、大きめの台所等)、物件探しは難航しました。上記3アイテムは家事育児の上では最早マストアイテムですので、利用前提で色々検討したほうが良いかと思います。

■会社には早めに育休取得意思を伝える事

 私は半年前(目安、妊娠安定期)に上司へ、妻の妊娠報告と合わせて1年間育休取得の旨をお伝えしました。会社内の次年度編成前に伝えられれば会社としても後任者の手配がしやすいはずと考えたのと、半年前に伝えて後任者を手配出来ない場合は、致し方なしと自分自身精神的に割り切れると思った為です。

■妊婦タクシーの準備

 妊婦タクシーの事前登録を私がしておくことで、産気づいた際にタクシー手配を滞りなく行う事が出来ました。妻に安心感を与えられたかなと思います。(妻は出産でそれどころではなかったと思うけど。。。)

 

【育休取得前、大変だったこと、しておきたかったこと】

■業務引継ぎ対応

 1年間の育休を取得する場合、必ず業務の引継ぎをしなければなりません。最後の1〜2ヶ月は仕事のお客様引継ぎ挨拶と社内引継ぎ対応、そして出産準備と大変でした。また、自分は営業担当だった為、お客様各所から辛辣なお言葉を頂きました。男性が育休を1年取得するのは世の中的にも事例が少ないので、ハレーションは不可避です。当時は周りの皆様に迷惑をかけ、日々心無い事を言われていたので、そこまでして1年間育休取得する必要あるのかなぁ、と落ち込んでいました。(ちなみに、今では1年間育休して良かったと思ってます!)

 業務引継ぎで心も身体も疲弊しきった直後の育児突入は、思った以上に負担が大きいので、ご留意下さい。

■赤ちゃんを迎え入れる為の部屋のレイアウト変更や清掃

 これは我が家だけかもですが、出産に伴い部屋のレイアウト変更を考えてました。が、出産が予定より前倒しになったこともあり、前述の義務引継しつつ、休む間もなく深夜に一人で家具を動かしたり掃除したりしてました。

■育児の勉強機会は積極的に参加すること

 世の中には出産前の勉強会的なものがあるそうですが、当時コロナ禍ということもあり軒並み参加できませんでした。仕事で育児の勉強する間もなかったのもありますが、知識が乏しいままの育児は、妻や我が子に多大なストレスを与えていただろうなと後悔してます。勉強会の機会あれば是非参加してみてください。

 

最後に。

男性の育休取得、特に長期育休を取得すると決めたら挫けず引き継ぎや準備等、頑張って下さい。家族と過ごせれる時間はとても貴重だと思います。早く男性も育休取れるのは当たり前になればいいですね。

また、他にも役所手続きや赤ちゃん用品の事前買い出し等ありますが、今回はあまりネットには書かれていないことを念頭に書いてみました。

またなにかあればメモ書き残していきます。